走行中重量計測システム用Envikoクォーツセンサー

Enviko が開発したクォーツセンサーの特徴は次のとおりです。

（1）水晶振動子を「心臓部」とするこの水晶センサは、完璧な線形出力、計量出力信号の一貫した再現性、高度なシステム統合、計量準備、高度な自動化、安定した信頼性の高い性能を備え、正確な計量安定性、信号ドリフトなし、簡単な校正を保証します。

（2）水晶振動子は特殊な加工により形成され、圧力/電荷変換素子を用いたセンサーです。安定した動作性能、完全密閉構造、機械的な動きや摩耗がなく、防水性、防砂性、耐腐食性、耐久性、メンテナンスフリーといった特徴を備えています。

（３）車両のブレーキ、加速、車線変更等による計量精度への影響はない。

（4）不正行為防止：一般的な曲面センサーは露出面積が大きいため、設置位置の特定が容易で、運転者は「S字迂回」や「目盛り飛び」による検知を回避できます。一方、水晶センサーは非常に小型で、設置後は路面と一体化するため、運転者が正確な位置を特定することが困難で、「迂回」や「目盛り飛び」といった不正行為を回避できます。

（５）施工が簡単で、路面の溝入れ量が最小限（幅70mm、深さ50mm）で、道路構造物へのダメージが少ない。

（6）工期が短く、輸入エポキシ樹脂材料を使用し、一度の注入、2～3時間の養生で、平均わずか1営業日で1レーンの動態計量システムが完成します。

(7) 優れた適応性：大勾配の垂直法面、水平法面、急カーブ、排水できない路面、橋梁舗装などに適しています。これらの特殊路面への施工でも、道路改修は不要です。

（８）動的検出速度の広い範囲：水晶センサーの測定有効車両通過速度範囲は0～200km/hであり、車両が速度を変えている場合でも同様の計測精度を確保できる。

（９）広い温度適応範囲：温度変化の影響を受けないため、季節や温度変化による再校正の必要がなく、様々な過酷な環境下でも測定精度を確保できます。

（10）計量誤差≦2.5％、速度測定誤差≦1％。

（11）排水不要、メンテナンスフリー：石英センサーは輸入エポキシ樹脂を使用して一度で成型されるため、設置後は路盤と一体化します。

（12）耐久性のある耐用年数：クォーツセンサーは「老化の影響」がなく優れた時間安定性を備えており、再校正をほとんど必要とせず、耐用年数は少なくとも10年です。